2019年12月28日土曜日

自己紹介などをする

お初にお目にかかります、先ずは自己紹介から。
関西にてコラージュ画家をしています、“萌笑”と申します。もえむ、と読んでください。
由来は以前の作家名から。萌えは芽が出る、笑うは花が咲く。苗字はありません。苗字システムがあまり好きではないので。
そう、変えたのですよ、作家名。いろいろいろいろありますね、生きてたらね。
旧名をご存知の方は慣れている昔のままで結構です。ご迷惑をおかけいたします。
新しくお会いできます方、よろしくお願いいたします。

自己紹介戻りますね、神戸在住。大阪や京都のギャラリーやイベントに行くのが少し大変です。頑張って移動しています。都会人羨ましい。
昭和の女。中身は永遠の10代を引き摺っているようです。真面目に一生懸命。外見は大体が茶色。基本、茶色。茶色ラブ。
夢は魔女になること。魔女の定義はご想像にお任せします。

デザインの学校に3回入りました。ちょっとあれですね。
インテリア/プロダクトデザイン科を経て、元パッケージデザイナーでした。(プロダクトは家電・家具から文房具や食器まで多岐に渡る工業デザインのこと)。
そう、わたしの基本はデザインです。デザインとアートには大きな隔たりがあります。そのことについて非常に悩み、答えが出せず、わたしは崩れました。

作家活動を2年程やり、その後2年程休止しました。2020年は5年目に突入なわけです。
ものすごい仕事をしてものすごく身体を壊しました。何度も職場で意識朦朧として倒れ、「人間死ぬのは突然だから、やりたいことはやれるうちにやっておこう」と強く決めたのが作家活動へ復帰のきっかけです。
あ、今は少し回復しました。ご心配には及びません。

ところで。コラージュ画家とは一体何なのか。
コラージュとは100年程前にヨーロッパで生まれた絵画の技法です。
既にある印刷物をちょきちょき切ってぺたぺた貼る、あれです。最近では日本語で「切り貼り絵」というジャンルの方もいらっしゃいます。わたしはまあ分類はどちらでもよいのですが。カタカナカッコイイ。
で、あれで、絵を描いています。
ただ、古めかしいモノクロ印刷のおじさんの頭部がお花になってる!とか、背景の宇宙に木が生えて馬がいる!みたいなのではなくて。どちらかといえば抽象的なものをつくっています。それこそ、なんじゃこりゃ…と内心思われているんだろうなあというのは感じています。まあそんなもんです。

現在は完全アナログコラージュですが、以前はデジタルとアナログ半々でした。それについても語りたいことは多々あるのですが。今は割愛しますね。
作風は以前とあまり変わらない…でしょうか? 抽象多めにはなりましたが。昔も今も人物はやりません。風景、植物、静物、辺り。主義主張とかではなく、本人の興味の対象や得手不得手の話です。

画家に限らず、小説を書いたり歌を歌ったりする所謂クリエイターという肩書きの方々には2通り居るといわれていて。ビジネスとして適度につくれるタイプと、いつでもどこでもつくっていないと生きられない…!みたいなタイプと。
わたしはおそらく後者です。だからこそ、デザインとアートの違いを自己の中で消化できなかった。
描くのに失敗して挫折して、なのに戻ってくる、そしてまた諦念や虚無に襲われる、
そんなことを繰り返す人間のつくったものがどう受け止められるのか、かなり不安ではありますが…そこはご覧くださった方にお任せしたいと思います。


重くなりましたね…
自己紹介、終わり。みなさまどうか、何卒。よしなに。

近況と次の展示の話など 23/08

すっっっごいひさしぶりにここを書きますよ…!! 大変大変ご無沙汰しています、わたしです。 お元気でいらっしゃいますか。 直近のわたしはといいますと、 熱中症になり病院に運ばれ点滴を打たれたり、 会社の健康診断の結果に(まだ手元に来ていない)非常にどきどきしていたり、 次の展示の準...